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ほとんど歯がない方、ほとんどの歯が揺れてしまっている方へ|
即日で歯が入るインプラント治療All-on-4、All-on-6とは?費用・流れも解説

ほとんど歯がない、
揺れている状態とは?
放置による影響も

歯を失う本数が増えると、「しっかり噛めない」「うまく話せない」「見た目が気になる」など、日常生活に様々な支障をきたします。 特に「ほとんど歯がない」「ほとんどの歯が揺れている」状態を放置してしまうと、口腔内だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。まずは、その状態がどのようなもので、放置すると何が起きるのかを確認しておきましょう。

 

歯がほとんどないとは
どういう状態?

考える女性

「ほとんど歯がない」とは、上下いずれかの顎、または両顎において歯が3~4本しか残っていない、または全くない状態を指します。 このような状態になると、自分の歯で食べ物を噛むことが困難になり、食事の選択肢が大きく制限されてしまいます。ほとんどの歯が揺れてしまっているま場合も同様です。また、残っているわずかな歯にも大きな負担がかかるため、さらに歯を失うリスクも高まります。

放置すると起きるトラブル
(噛めない・話せない・見た目の変化)

歯がなくて困る女性

歯がない状態をそのままにしておくと、次のような問題が起きやすくなります。

 
  • しっかり噛めないことで、消化器に負担がかかる
  • 滑舌が悪くなり、会話がしづらくなる
  • 頬がこけ、顔全体が老けて見える
  • 残っている歯が移動し、噛み合わせが崩れる

さらに、食べにくさから栄養状態が悪化したり、人と話すのが億劫になったりと、身体的・心理的な影響も少なくありません。

QOL(生活の質)への
影響

食べ物を噛めない女性

ほとんど歯がない状態、ほとんどの歯が揺れている状態は、生活の質(QOL)を大きく低下させます。 「好きなものが食べられない」「笑顔に自信が持てない」「人と話すのが恥ずかしい」など、食事・会話・見た目のすべてにストレスがかかるため、外出や人付き合いも消極的になりがちです。 また、高齢者の場合は栄養不足や認知機能の低下とも関連するとされ、健康寿命にまで影響する可能性があります。だからこそ、早期に適切な治療を検討することがとても重要です。

 

現在主流の3つの
治療法とその特徴

歯がほとんど残っていない方やほとんどの歯が揺れていて、ほとんどの歯を抜かなければならない方に向けた治療法は、近年大きく進化しています。従来の総入れ歯に加え、インプラントを応用した「All-on-4」「All-on-6」や「インプラントオーバーデンチャー」といった治療法も一般的になってきました。 ここでは、それぞれの特徴と違いをわかりやすく解説します。

All-on-4・All-on-6
(固定式インプラント)

All-on-4

「All-on-4」「All-on-6」は、片顎に4本または6本のインプラントを埋入し、その上にすべての人工歯を固定する治療法です。インプラントを支柱のように活用することで、少ない本数でもしっかりと噛める構造が実現できます。 この治療法の特徴は、次の通りです。

 
  • 手術当日に仮歯を装着し、即日で見た目の回復が可能
  • 顎の骨が少ない場合でも、傾斜埋入という方法で対応しやすい
  • 固定式のため、食事中にズレない・噛み心地が自然
 

外科手術が必要ですが、機能性・見た目・快適性のすべてを重視する方に向いています。

インプラントオーバーデンチャー(着脱可能な義歯)

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーとは、数本のインプラントを土台として入れ歯を固定する治療法です。入れ歯自体は着脱可能で、メンテナンスもしやすい点が特長です。 ポイントは以下の通りです。

 
  • 少ないインプラント本数で、入れ歯の安定感が大幅にアップ
  • 自分で着脱できるため、清掃がしやすく衛生的
  • 費用はAll-on-4よりもリーズナブル
 

「総入れ歯のズレや外れやすさが不快」「インプラントを行いたいが費用をできるだけ抑えたい」という方に適した中間的な選択肢です。

総入れ歯(保険/自費)

総入れ歯

歯ぐきに吸着させて使う、古くからある治療法が「総入れ歯」です。 ただし、以下のような注意点があります。

 
  • ズレやすい、外れやすいことがある
  • ご自身の歯に比べ噛む力が弱く、硬いものを食べにくい
  • 保険診療では素材や見た目に制限がある
 

自費の総入れ歯では、シリコンや金属床などの素材を使い、フィット感や審美性を高めたタイプも選べますが、快適性や噛む力を重視する方には物足りない場合もあります。

各治療法の比較表
(費用・期間・機能性)

治療法 固定 or 着脱 費用の目安
(片顎)
治療期間 噛む力 審美性 快適性 メンテナンス
All-on-4 固定式 約240万円(税別) 3〜6ヶ月
(仮歯は即日入ります)
All-on-6 固定式 約280万円(税別) 3〜6ヶ月
(仮歯は即日入ります)
オーバーデンチャー
(インプラント2本)
着脱式 約50〜70万円(税別) 約3〜6ヶ月 (取り外し可)
総入れ歯(自費) 着脱式 約20〜50万円(税別) 2〜3ヶ月
総入れ歯(保険) 着脱式 約1〜3万円 約2ヶ月

※費用・期間は目安です。口腔内の状態によって変動します。

All-on-4
All-on-6とは?
即日で噛める治療

All-on-4

「歯がほとんどない」「総入れ歯が合わない」「ほとんどの歯が揺れている」とお悩みの方にとって、“手術当日からしっかりした仮歯が入る”というのは福音の治療ではないでしょうか。 **All-on-4(オールオンフォー)**、**All-on-6(オールオンシックス)**は、4本または6本のインプラントだけで上顎全体または下顎全体の人工歯を支える革新的な治療法です。 患者さん用CTデータやIOSデータ(口腔内スキャナー)、特別な3Dシミュレーションソフトを用いて、手術に向けてあらかじめインプラント位置や太さ、長さ等を、高層ビルを設計するようにコンピュータで綿密な設計および計画を立てます。加えて設計通りに手術できるように特別なサージカルガイドを製作してから手術を行ないます。そのため少数のインプラントで多くの人工歯を支えることができ、加えて手術当日に仮歯を装着することもでき、機能性とスピードを両立した優れた方法として注目されています。

仕組みと従来インプラント
との違い

通常のインプラントは「1本の歯に対して1本のインプラント」が基本です。 そのため多くの歯がない方は多数のインプラントを埋入する必要があります。 一方、All-on-4は次のような仕組みです。

 
  • 片顎4本(または6本)のインプラントで、10本以上の人工歯を支えることができる
  • 奥の2本を斜めに埋入し、高度な力学理論を用いて骨のある場所を効率よく活かす
  • 手術当日に仮歯を固定できるため、すぐに見た目を回復できる

つまり、少ない本数・短期間で負担を抑えつつも、しっかり噛める治療法なのです。

All-on-4の
メリット・デメリットの整理

メリット

  • 手術当日に仮歯を装着できる
  • 少ない本数で済むため、治療費や外科的負担を軽減
  • 固定式でズレや外れがなく、快適に食事・会話ができる
  • 見た目が自然で、若々しい口元を再現できる

デメリット

  • 保険適用外のため、治療費は高額
  • インプラント手術が必要なため、高度な全身疾患がある方は要相談

骨が足りない人でもできる?

「他院で“インプラントは骨が足りないから無理”と言われた」 そんな方でも、All-on-4、All-on-6なら対応できる可能性があります。是非ご相談することをお勧めします。 理由は以下の通りです。

 
  • 奥のインプラントを傾斜埋入することで、骨がある部分を有効活用できる
  • 骨移植(骨造成)を避けられることも多く、治療の簡略化が可能
  • 顎の骨の厚みがギリギリの方でも、事前にCTデータやIOSデータおよび3Dシミュレーションで高層ビルの設計のように精密な設計計画できる

もちろん、すべての症例に適応できるわけではありませんが、骨の状態に不安がある方こそ、一度専門的な診断を受けてみる価値があります。

「自分もAll-on-4、All-on-6ができるのか不安…」という方へ。

当院ではCT撮影をもとに、骨の状態や体調に合わせた最適な治療プランをご提案します。 まずはカウンセリングで、お気軽にご相談ください。

治療法の選び方|
後悔しない判断基準とは

医師

「All-on-4、All-on-6が良さそうだけど、自分に合っているのか分からない…」 「できれば費用は抑えたいけれど、快適さも重視したい」 このように、治療法を選ぶ際は、複数の要素をバランスよく考えることが大切です。 ここでは、後悔のない選択をするための3つの判断基準をご紹介します。

費用・期間・外科手術の
負担から考える

治療法によって、費用・期間・体への負担は大きく異なります。以下は主な比較ポイントです

項目 All-on-4またはAll-on-6 オーバーデンチャー 総入れ歯(自費)
費用(片顎) 約240~280万円(税別) 約50〜70万円(税別)
(インプラント2本の場合)
約20~50万円(税別)
治療期間 約3〜6ヶ月(仮歯は即日) 約3〜6ヶ月 約1〜3ヶ月
手術の有無 あり(4〜6本の埋入) あり(2〜4本の埋入) なし

「快適さを重視したい」「長く快適に使いたい」「予算を抑えたい」「治療期間を短くしたい」など、ご自身の優先順位を明確にすることが、最適な治療選びにつながります。

当院でのカウンセリングの進め方

「どれが自分に合うのか分からない…」という方のために、当院では丁寧なカウンセリングと診察を重視しています。

  1. Step01
    院長によるヒヤリング

    問診とヒアリング

    現在の悩みや治療に対する希望・不安を丁寧に伺います。

  2. Step02
    院長による診療

    治療法のご提案と見積書の
    お渡し

    顎の骨の状態やお口の中の状況を正確に把握した上で、治療法のご提案と見積書のお渡し  All-on-4、All-on-6をはじめ、複数の治療法のメリット・デメリットを比較しながらご説明します。

  3. Step03
    家族で説明を受ける様子

    ご自宅でのご検討/
    ご家族との相談も歓迎

    即決を求めることはありません。納得のいくまでご相談ください。

まずはご相談へ
あなたに合う治療法をご提案します

インプラントの模型

歯がほとんどない状態やほとんどの歯が揺れている状態で、「自分にどんな治療が合うのか分からない」「インプラントは高そうで不安」と感じている方は少なくありません。 当院では、そのような方に向けて親身になって丁寧にカウンセリング・ご相談を実施しています。 費用も含めて患者さんのご希望を第一にして、お口の状態をしっかりと把握した上で、All-on-4・オーバーデンチャー・総入れ歯といった複数の選択肢の中から、患者様のニーズに合わせた最適な治療法をご提案いたします。 無理なご契約や即決を促すことは一切ありませんので、どうぞ安心してお越しください。

こんな方はぜひ一度
ご相談を

  • 入れ歯が合わず、食事や会話に不自由を感じている方
  • 歯が揺れて食事に不便を感じている方
  • インプラントに興味はあるが、自分に合っているか不安な方
  • 他院で「インプラントは難しい」と言われた経験のある方
  • 費用面や治療期間について、詳しく聞いてから決めたい方
  • 家族に相談してから決めたいが、まずは話だけでも聞いてみたい方

→ 当院では、治療に関する不安や疑問をすべて解消した上で、患者さんが納得のいく治療選びができるようにすることを大切にしています。

WEB予約・電話予約はこちらから

当院では、電話予約と24時間受付のWEB予約の両方に対応しています。 悩んでおらずまずはご連絡下さい。お待ちしております。

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📞 お電話でのご予約 → 04-7164-3000 (受付時間:9:00-12:30 / 14:30-20:00 / 休診日:日・祝)

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